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合同説明会に行こう!

合同説明会に行こう!

 

今回のテーマは『合同説明会にエントリーすることの重要性』です。

 

12月に入り、各地で企業の合同説明会が開催されています。

でも、初めて参加される方は「合同説明会って何?」「どんなことするの?」…といった疑問や不安もあると思います。

 

合同説明会とは、様々な業界・業種の企業が会場に集まり、学生に会社や仕事の情報を提供する場です。

学生にとっては、多くの企業の情報を一気に収集することができる、

企業にとっても、より多くの学生に企業の紹介をすることができる、

双方にとって、とても意義のあるイベントです。

 

おすすめしたいのは、知らない企業の説明ほど積極的にまわることです。

前回の投稿で、「企業研究は徹底して行いましょう!!」と言いましたが、合同説明会は、企業研究をするのに最も適したイベントですので、積極的にエントリーしましょう!!

 

合同説明会に参加する前に、ぜひ準備していただきたいもの。それは就活ノートです。

自己分析、企業研究など、就職活動ではとても頭を使います。

たくさん考えて考えて考えまくります。

その時、ただ考えるのではなく、考えたことを文字にして書き残すことが重要です。

これから就職活動を進めていくうえで、エントリーシートの作成など、自分のことを文章にまとめる作業が多くなってきますが、その時に就活ノートがあると振り返りがしやすくなります。

 

合同説明会でも、その就活ノートをぜひ持って行きましょう。

説明会で聞いた内容をメモするだけでなく、その時に思ったことや感じた印象などを書き残しておくことがポイントです。

 

他に持って行く物としては、筆記用具、カバン(A4サイズのもの)、携帯電話、スケジュール帳。

スケジュール帳は、合同説明会でいい会社に出会えたら、後日その会社への訪問のアポを取ることになるので、忘れずに持って行きましょう。

 

服装は、スーツが基本です。

靴をキレイに磨く、髪をきれいに整えるなど、身だしなみにも気を付けましょう。

また、今の時期はコートを着て行くと思いますが、コートは会場に入る前に脱ぐのがマナーです。

大学の就職支援課からバスで行く場合は、コートはバスの中に置いていくと会場で持ち歩かなくて済むのでいいかもしれません。

 

合同説明会に参加したら…

1.まずは受付です。

主催者が用意しているエントリー用紙(プロフィール記入用紙)に記入をします。

複写式だと、下のシートになるにつれて文字がだんだん薄く見えにくくなってしまう、ということがあるので、ハッキリ、強めに書くようにしましょう。

 

また、アドレスの書き方にも注意が必要です。

数字の“1”とローマ字の“l(小文字のL)”

など、誤解されないように、わかりやすく表記するよう心がけましょう。

 

そこで提出した連絡先に企業説明会の案内などが送られてくる場合も多いため、正しく伝わるようにしないと案内を受け取れず、損をすることになります。

 

最近は、エントリー用紙を主催団体の就職サイトなどで事前に作成し、自宅等でプリントアウトしたものを持ち込めるケースも増えてきています。

(プリントアウトしたものの方が、文字の誤解を受けることも少ないのでおすすめです)

 

2.次に興味をもった企業のブースを訪問します。

企業の担当者は学生の訪問を心から歓迎してくれます。せっかく足を運んだのですから一社でも多くのブースを訪問しましょう。

 

3.そしてブースでの会社説明を聞きます。

担当者から話を聞いたり、疑問に思ったことなど質問したりしてください。

会場によってはセミナーも開催されます。

ぜひここで、業界研究・企業研究をしましょう。

 

就職活動をはじめたばかりの学生は、まだ希望の業界や職種を絞っていない方も多いと思います。

むしろ、今は無理に絞り込まず、様々な可能性を考えていい時期だと思います。

 

学生の中には、「まだ希望の職種や業界を決めていないし」「受けるかどうかわからないし」…

となかなか積極的に企業のブースをまわれない方もいるようですが、そんな心配はいりません。

合同説明会は、そんな学生のためのイベントです。

 

合同説明会では、企業の担当者は、業界や自社のことを分かりやすくまとめた資料を用意してくれています。

まさに業界研究・企業研究するのにもってこいです。

 

もったいないのは、人気企業の説明を聞くために長く並び、それだけで終わってしまうことです。

せっかく来たのに、大勢の中でただ資料をもらって話を聞くだけでは参加した意味がありません。

 

合同説明会は、企業の人事担当者と話ができる、絶好のチャンスです。

人事担当者に質問をするなどして話をすることは、大人と話をする練習、つまり面接の練習にも繋がります。

ぜひ多くのブースをまわり、できるだけ前に座って、担当者と話をしてほしいと思います。

 

どうしても話を聞きたい企業は、個別説明会にエントリーすることもできます。

人気企業のブースにならんで時間がなくなってしまうより、どんどん他の企業をまわりましょう。

 

合同説明会は、『偶然の出会い』の場です。

 

企業のHPやリクナビなどの就職サイトでは、自分で検索していくことでその情報にたどり着きます。

しかし、合同説明会の場合、「どんな企業があるかな」と会場をまわっているうちにたどり着く、まさに偶然の出会いです。

 

知らなかったら検索することもなかった企業でも、

歩いていたら「なんか雰囲気良さそう」、「話している人、イキイキしているな」、「かっこいい商品がある。話を聞いてみようかな」

と、興味をひかれるかもしれません。

 

合同説明会は視野を広げるための出会いの場と考えて、少しでも多くの企業をまわってほしいものです。

 

合同説明会に参加し終わったら、必ず振り返りを行いましょう。

就活ノートを見ながら、説明会の内容を振り返ると共に、その企業や業界と自分のマッチング度合いを分析しましょう。

そうするうちに、次第に自分にとっての企業選びの軸が見えてくるはずです。

可能性を狭めず、広い視野を持って就職活動を進めていってほしいと思います。

 

仕事をしていく上で、会社の雰囲気やそこで働いている人、自分がその中に入って働いている様子がイメージできるか…といったことって、大切だと思います。

でも、そういった情報は、就職サイトではわかりません。

実際に足を運んで、自分の目で見るしかありません。

 

「足で稼いだ者が就活戦線を制する」と言う講師の方もいるくらい、実際に動いて得た情報は重要です。

ぜひ多くの説明会に足を運び、パソコンからは感じられない情報をたくさんキャッチしましょう!!

 

次は、『③自己分析と企業研究』です。

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