等身大の自分と企業への共感ポイントを具体的に表現して。
「ESは選考の第一関門」「ESを突破しないと先に進めない」といった声がありますが、おろそかにしてはならないのがESを書く前提となるスタンス。「ESが書けない、通過しない」「1次面接でESの内容に突っ込まれると答えられない」など、ESで苦労する学生の共通点として、相互理解のためのコミュニケーションツールというESの原点の見落としが挙げられます。
相互理解のツールという側面からの見直しのポイントは2つ。第一に、自分を過度によく見せようとせず、等身大の姿を伝えること。第二に、その素(す)の自分と企業をつなぐキーワードを盛り込むこと。
ES提出のピーク期は、適当にまとめたり、抽象的な表現を使い回したりしがちですが、仏作って魂入れずの状態では本末転倒。魂に当たる「なぜその企業で働きたいのか」こそ、企業が選考プロセスを通じて見ている部分です。