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グループディスカッションの目的と流れ

グループディスカッションの目的と流れ

 

比較的早い段階で行われるのがグループディスカッション(以下GD)。

なぜ企業は採用試験にGDを導入するのでしょうか。

 

理由は3つあります。

まず1つ目は、チームの中でのパフォーマンスが確認できるため

仕事は基本的にチームで連携しながら進めるものです。

ですから、当然企業は“チームで働く姿勢”を持っている人材を求めています。

GDは、協調性、コミュニケーション力、積極性、理解力、表現力、リーダーシップなど、チームの中でどんな働きをするかを判断するのに、とても良い選考方法なのです。

 

2つ目の理由は、その学生の素の姿を判断しやすいこと

GDはその場でグループのメンバーと自由な形でやりとりをするため、学生の“素”が出やすいという特徴があります。

書類や面接だけではわからない、学生の人柄や能力を見るために、GDが導入され始めているのです。
3つ目の理由は、一度に多くの学生を選考できること

書類選考だけでなく、できるだけ多くの学生に会って選考したいという企業が増えています。

そこで、一度に多くの学生を見ることができる選考方法として、GDが注目されています。

選考の初期段階にGDが導入されるのは、そのためです。

 

次に、GDの一般的な流れをお伝えします(^O^)/

1.自己紹介

大学と名前だけでなく、プラス一言(趣味など)を入れると雰囲気が良くなります(^^)

2.役割分担

話し合いをしていく上で、リーダー(司会)、書記、タイムキーパーなどの役割を決めておくとスムーズです。

3.時間配分の話し合い

意見交換に○分、結論をまとめるのに○分…など、どの部分でどれだけの時間を割くか。

話し合いを計画的に進めるために、はじめに決めておくと良いでしょう。

4.何を話し合うか決める

テーマを踏まえた上で、話し合いの方向性を決めます。

途中で方向性がずれたり、話がかみ合わなくなってきたら、適宜修正することも必要です。

5.意見交換

GDのメインの部分です。発想を広げるために、積極的に意見を出し合いましょう

また、他のメンバーが発言しているときは相槌を打ってしっかり聞く、発言の少ない人に話を振る、など、他のメンバーの意見を引き出す姿勢も必要です。

6.結論を出すために、意見を絞り込む

ここで、書記の人の記録が重要になります。

書記の人は、最後の絞り込みの段階で使われることを意識して、みんなの発言を記録するようにしましょう。

7.結論をまとめる

人事担当者の方にきちんと伝わるように、言葉の選び方や文章の組み立て方を考えてまとめましょう。

8.発表

発表者は、リーダーがしても、他に発表者を決めてもかまいません。

誰が発表するにしても、他のメンバーは“みんなの意見を代表して発表してくれている”という気持ちで、きちんと代表者の発表を聞きましょう。

最後だからと油断してぼんやりしてはダメですよ!!

以上、GDの目的と流れをお伝えしました(^-^)/

 

次は、『⑩グループディスカッション突破の4原則』です。

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