逆質問で、心証は変わる。何を聞く?
合説・単説・面接で企業側から「何か質問はありませんか?」という時間があります。
ここで、「特にありません。」はダメです!というのは、良く聞きますよね。
最近は、就活生にも浸透しているようで、質問を事前に準備して参加している感心な学生さんも多くなりました。
そう、ここで、企業の人に好印象を持ってもらえれば、通過率は高くなるのです。
自分を売り込むチャンスでもあるのです。
ただ・・・、事前準備がイマイチなのか、あんまり深く考えないタイプなのか、
「なぜに、それを聞く?」
という学生さんがいるのも事実。
「アピールしたいのはわかるけどさぁ~」と企業の人からの心証は、逆に悪くなってしまいます。
ダメな質問例としては、
「説明であった〇〇とは何ですか?」という、明らかに事前準備ができていないことをアピールしてしまうオマヌケちゃん。
「うちの商品名です。」「ホームページに書いてありますが、〇〇は××です。」と答える企業の人の心証を想像してみてよ。
「うちには、興味ないんだろうな・・・。」「それくらい、調べてから来いよ~。」です。
また、
「土日は休みが取れますか?」「有休は取れますか?」「残業代はつきますか?」
というような待遇面も、避けた方が良いでしょう。
(デリケートな問題ですし。まずは一人前になってから言えよ!ってなる可能性大)
それから、
「御社には上場予定はありますか?」「御社では、海外進出は考えておられますか?」
「TPPについてはどのようにお考えですか?」
これも、学生が聞いてどうすんの?ってなる。
トップレベルが考えていることなので、そこにいる人事の人も答えようがないし。
「政治家にでもなっちゃいなよ」「アピール間違ってるぞ」って突っ込みたくなっちゃうよ。もう。
当たり前だけど、ホームページや、四季報に載っているような、「調べりゃわかるだろ」質問もだめです。
そう、逆質問を活かすも殺すもアナタ次第。
自爆しないよう、有効に使うべし!!
良いとされる例としては、
志望度が高いことをアピールしたいのなら、
「入社までに、何か取っておいた方が良い資格などありますか?」
「入社までに、どのようなスキルを身につけておけば役に立ちますか?」
「〇〇で身に付けた体力には自信がありますが、それは御社でも活かせますか?」
「〇〇という資格は実務で活かすことができますか?」
という、
『前向き』
『チャレンジ』
『自己成長意欲』
などの心証を持ってもらえる聞き方。
前向きさをアピールしたくて、
「企画を志望していますが、新人でもやらせてもらえますか?」って感じのも多いけど、
そもそも、企画の業務は新人にできる業務ではないし、入社後、希望する配属先に行ける人なんて一握り。
それだったら、
「採用頂けた場合、配属先はどのように決まるのですか?」や
「企画業務について詳しく教えて頂けないでしょうか?」という感じでさりげなく聞いてみるという方法をとって。
要は、「社会に出て働いたこともないくせに、何言ってんだ?!」とならないよう、
「本当に質問すべきか」を考えて聞くことですぞ。(^ ^)b ガンバレ!