就活お役立ち情報

「コミュニケーション力推し」の就活生へ

忙しい就活生のために、代読シリーズ第2弾!!

前回もこの本について取り上げましたが、もう一か所、就活生に伝えたい箇所があったので、再び。

20140522_170520「そのひと言で面接官に嫌われます」(丸山貴宏著)

から、2回目のお届け。

まず、最近よくいる、自己PRで、

「私は、コミュニケーション能力が高いです。」

というものについて。

悪くない。うん。悪くないのよ。ぜんぜん。

ここ数年、企業が求める人材第1位に君臨し続ける素質ではあるし。

新聞や就活本でもよく見るよね。

私は、それを見るたび、

「当たり前じゃね?」

って思ってしまうのだけれども。

この本では、その「コミュニケーション力があります」と答える応募者について以下のように書いてあり、

わかりやすい!

と思ったので、紹介します。

*****(引用)*****

「コミュニケーション力があるかどうか」は、自分が決めることではなく、

周囲の人や、話している相手が決めること。

それを自分で口に出して言ってしまうのは、やっぱりおかしな話。

**************

著者は、「コミュニケーション力があります!」と言ってくる応募者は、

たいていが、「おしゃべり好きな人」という印象を受けるそうです。

で、でもね、

中には、本当に話が上手だと感じる人もいるようで、

その人達には、

*****(引用文)*****

「コミュニケーション力が高い」ということではなく、

「アウトプット力が高い」ということです。

「長所」のひとつとしてアピールすべきですが、だったら、

「プレゼンテーションには自信があります」とか、

「声が大きくて、表情も豊かだと言われるので、人前で話をするのが得意です」

と言えばいいのです。

**************

と教えてくれています。

つまり、なんでもかんでも、流行モノ好きのように

「コミュニケーション力」と言わず、

もっと具体的に、その中のどの部分が得意なのかを言えば?

っということです。

考えてみれば、コミュニケーション力って、抽象的な言葉だよね。

どこを長所として面接官に伝えたいのか、今一度考えてみよう!

抽象的な表現は、すべて。

そう、「コミュニケーション力」推しに限らず!

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