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選考(内定)辞退について

選考(内定)辞退について

 

景気回復の影響か、例年よりも早いタイミングで内定を出す企業が増えているそうです。
すでに複数の企業から内定を手にしたという学生もいるでしょう。

しかし、誰しも入社できるのは一社だけですから、
今回は、内定辞退・選考辞退についてお話いたします。

皆さんは、“内定辞退”と聞くとどんなことを思い浮かべますか?

気まずい。
申し訳ない。
怒られたらどうしよう。
言いにくい。

内定をもらって嬉しい一方、他に行きたい企業がある場合には、こんなマイナスな感情になってしまうのが正直な気持ちだと思います。

ネットで“内定辞退”と検索すると、
「内定辞退をすると怒られる」「強く引きとめられる」といった、
負のイメージの情報がたくさん流れていますよね。

しかし、そういった情報に恐怖をあおられてはいませんか?

学生の中には、言いにくいからと内定辞退を伝えずに連絡を絶つケースもあるようです。
いくら言いにくくても、それは絶対にいけません。

確かに、「内定辞退を伝えたら厳しいことを言われた」というケースも、あるにはあります。
しかし、何より問題なのは、それを恐れて礼儀を守らないことです。

「内定辞退をしたら何と言われるか」を気にするよりも、
「せっかく内定を出してくれた企業。感謝の気持ちを持って、誠実に断ろう」
と考えて、きちんと辞退の旨を伝えてください。

その企業は、たくさんのお金と時間と手間をかけて、あなたに内定を出しました。
一緒に働きたいと思って、あなたを受け入れてくれたのです。

選考の途中で辞退する場合も同じです。

説明会や面接などを予約していたのに、当日連絡もなしに来ない…
なんて、絶対にダメですよ!

世間は、広いようで意外と狭いです。
もう関わらないからいいや…
と思っていても、入社後、その企業の人と取引をする関係になるかもしれません。

いつでも誠実に対応することが大切です。

内定辞退の連絡をする際には、対面が基本です。
できるだけ企業に出向いて、担当の方本人に会って伝えましょう。

会うことが難しい場合でも、SNSやメールではなく、電話で担当の方に直接連絡を入れるのがマナーです。

また、できるだけ早く連絡するようにしてください。
内定辞退は違法ではないとはいえ、企業に迷惑をかける行為であることには違いありません。
内定を辞退された場合、企業はその分他の学生を採用しなければなりませんから、また時間や手間がかかります。
かける迷惑を最小限にするためにも、進路が決まり次第、早急に連絡を入れるようにしましょう。

また、もし入社にあたって不安なことや、迷っていることがあれば、人事担当の方に相談するのもいいと思います。
迷っている理由は、可能な限り正直に伝えてくださいね!

1人で悩んでも解消できないことが、相談することで解決できるかもしれません(^-^)

 

次は、『⑯内定をもらったら』です。

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