エントリーシートの書き方~志望動機編~
最近は、共通エントリーシートのように1枚のエントリーシートを複数の企業に提出できるものもありますが、基本的には応募する企業毎に履歴書とエントリーシートを提出すると思います。
そこで多くの学生を悩ませる『志望動機』。
1社だけならまだしも、何社も受ける場合はその会社の数だけ志望動機を用意する必要があります。
だからといって、どこにでも通用するような志望動機を書いて何社も使いまわす、なんてことは絶対にNGです。
すぐにバレますし、相手にも失礼です。
今回は、その『志望動機』についてお話させていただきます(^-^)
恋愛に例えると…
志望する=プロポーズするということです。
あなたはどんな人にプロポーズしますか?
考えてみましょう(^-^)
その人のこんなところに惚れたから(その企業のこんなところが良いと思ったから)
その人と一緒にいたいと思うから(その会社でこんな働きがしたいと思うから)
その人と一緒なら幸せな結婚生活を送ることができそうだから(その会社なら自分の思い描くライフプランを実現できそうだから)
という感じです(^-^)
では、プロポーズをするための大前提とは?
それは、相手のことをしっかり理解することです。
相手のことをあまり知らない状態で「結婚してください」とは言いませんよね。
相手がどんな人なのかはもちろん、趣味や仕事、家族や周りの友人、生活パターンなど、相手のことをしっかり調べ(“調べ”というと聞こえが悪いですが(^^;))、理解した上でプロポーズすると思います。
何も、相手の特別なところだけ強調する必要はありません。
志望動機を考えるために、他社がしていないその会社だけの特別なところを探し、それを志望動機とするケースも多いようですが、別に特別なこと探しが大切なわけではありません。
先ほどのように恋愛に例えると『この人はミス・コンテストで優勝したから』という理由だけで結婚しますか?
確かに魅力的ではありますが、結婚相手に選ぶには他にも理由が必要ですよね?
そういうことです(^-^)
志望動機を考えなきゃ!と“特別な一部”だけに注目するのではなく、“その企業での仕事の全体像”を把握することから始めましょう(^-^)
最後に…
志望動機は、企業の「なんでこの学生はわが社を志望しているんだろう?」という「?」に答えることです。
企業は「なぜわが社に興味を持ったの?」「なぜ他の会社じゃなくてわが社なの?」「わが社で何がしたいの?」…
たくさんの「?」を持っています。
そんな企業の「?」に答えるつもりで、自分自身に「なぜこの企業にエントリーしたいんだろう?」「なんでこの企業に興味を持ったんだろう?」…
と、たくさんの「なぜ?」を問いかけてみましょう。
就活本の例文集には載っていない、自分だけの志望動機がそこにあるはずです(^-^)